(熊谷市公式サイトよりキャプチャ)
今年のゆるキャラグランプリは大盛況で、熊谷市のマスコットキャラクターである「ニャオざね」もエントリーしていました。
最近NewsACTでこんな記事も書きましたね。
■練馬区の新ご当地グルメ「練馬野菜ぎょうざ」食べ歩きイベント開催中
このサイトに、この「練馬野菜ぎょうざ」をPRするキャラクターがいるんですが、そいつには今名前がありません。
(iso.laboよりキャプチャ)
こいつです。名前がないんです。
キャラクターには名前が必要です。
わたくし勝手にこいつを「ねりあん」と名づけました。どうですか、練馬区観光協会さん。
練馬の野菜餡ぎょうざ。練餡。ねりあん。
名前には意味や由来が必要だと思うんです。
で、冒頭のコイツに戻りますよ?
「ニャオざね」。
「熊」谷市なのに、猫。
熊谷次郎直実(なおざね)から拝借して「ニャオざね」。
なのに武将感ゼロの、単なる服着た猫。
(写真は熊谷商工会議所公式サイトより転載)
「熊谷市」という地名を姓として名乗った、平家物語でも活躍する全国区の知名度を誇る有数の武将の一人、熊谷次郎直実。
熊谷駅前にはその銅像が立ち、市のシンボルになるほど。
その名前をいただいておいて、
どうしてTシャツズボンの姿なんだね?
甲冑ぐらい着たらどうなんだい?
そりゃゆる過ぎて今回のゆるキャラグランプリ堂々340位も納得だよ!!
ちなみにコイツは私の作品のひとつ、熊谷ご当地マンガ、
『くまがヤン』に登場する、「作中の熊谷市のオリジナルマスコットキャラクター」。
名前は「ラグまー」。(熊谷はラグビーの街なんですよ。)
作中に「ニャオざね」を出そうと編集さんがいろいろ手配してくれたんだけど、間に合わなかったので無理やり創作したオリジナルキャラだけど……
「ニャオざね」よか「ラグまー」のほうがよっぽど熊谷っぽいじゃねーか! という手前味噌。
まあ、ゆるキャラグランプリに出すくらいなら、もうちょっと気を使って名前やデザイン考えましょうよ、という提言です。悪口じゃないです。
(画像はふっかちゃん公式サイトより)
お隣・深谷市のキャラ「ふっかちゃん」は、名前こそぞんざいですけど、深谷名産のネギを大胆にアタマに突き刺した深谷度MAXのデザインで、
今年のゆるキャラグランプリ第4位
だって事実、よーーーーーーーーく考えてくださいよマジで。