チャンピオン・Jコミ新年会行って来て、子供の頃から読んでたマンガ家さんと同席した話 - 賽の目記ポータル
……と、前回両・新年会に続けて参加したわたくし。
ぽつぽつと新年会に参加してた事Twitter等で公開し始めてらっしゃる先生方もいらっしゃるので、その範囲で書けることを。
チャンピオン(週刊・別冊・タップ)合同新年会
水島新司先生、板垣恵介先生、佐藤健太郎先生他の乾杯の音頭や挨拶。皆一様に熱いメッセージ。ものすごくエネルギーを得た気がする。
『悪徒-ACT-』爆死から6年。やっと『ガンロック』で秋田書店に戻ってきた。また来年も、この中に居たいなと。
人見知りで声掛けがなかなか出来ず、そんな中お相手してもらったのは……
瀬口忍先生。Twitterでは時折お相手いただいていたので、ぜひお話したかった。出来て良かったです。
中村ゆきひろ先生。
ネットで話題の「うわばきうわぐつ分布図」がマンガになったぞ! : NewsACT
NewsACTでネタにもさせていただいた「うわばきうわぐつ分布図」のこともあり、ぜひ直接お話したかった。
しかも今回お会いして話した結果、判明した事実。
『眠らないでタエちゃん』を読んでいたチャンピオン読者諸氏は、本編の欄外も楽しく読んでいたと思います。アレ……
「『悪徒』の最終回の三行あらすじを見て、欄外も作品の一部として使えると手を打って、ぜひああいう欄外の活用したくて」(中村ゆきひろ・談)
あの欄外マンガは『悪徒-ACT-』の影響だったんですってよ!w マジでwwwww???
中村先生はその後2次会でも……
安部真弘先生と、もうお一人チャンピオンを背負って立つ作家さんの4人で同じテーブルになり、貴重な話が聞けました。お名前は伏せますが、その4人目のもうひとりの作家さんに、安部先生、中村先生、そして俺という3方向から「Twitter始めなよぅ〜、ねえねえ〜」状態。
いや、Twitterなんて余計なことしてないで、どんどん原稿書けばいいんだと思います!w
板垣恵介先生。俺は『グラップラー刃牙』第1回から読んでる普通に長年のチャンピオン読者なので、水島新司先生同様、近づくことも出来ない状況だったんですが、1次会終了、荷物を取りに行くタイミングでニアミス。俺の名札を見て作家だと気付いて声をかけてくださいました。「25年間刃牙を読み続けています」と伝えて、握手をしてもらっただけで俺、テンパッておりました。
石黒正数先生。実は石黒先生とは、以前少年画報社のパーティでお会いした事があったのですが、今回は2次会の最後にやっとご挨拶出来ました。
掟ポルシェさん。立食のテーブルで向かいに立ち、他の作家さんとご歓談中だったので、「おおかみ書房の『出し逃げ』楽しみにしています」と名乗らず伝えたのみで、失礼しました。
その他もう多くの方とお話したかったのですが、実はこの日横島一さんは欠席。やっぱりそこはセットではないとピンと来てもらえないだろうなーと、持ち前の人見知り以上に、声かけづらく……もったいないことしたな、もっと声かければ良かったと思ったチャンピオン新年会。その反省を活かし、翌日……
Jコミ新年会
Jコミの新年会は、席が決められておりました。指定された席を見ると、テーブルには名札が。俺のつくべきテーブルは5人席。俺以外のメンツが……
・月刊少年ジャンプや少年キャプテンで読んでたあの先生。
・コミックノーラで読んでたあの先生。
・コロコロコミックで読んでたあの先生。
・そして鈴木みそ先生
という、ありえない豪華なテーブル。俺いていいのか?状態。
一応俺も電子書籍に関してはいろいろ興味ある立場なので、鈴木みそ先生とけっこう長時間、そうした事情についてお話出来た事、貴重な経験でした。
うめ(小沢高広)先生。以前中野のICTCOで開催された……
中野ICTCOでマンガアワードプロジェクトトークイベント「漫画家の登竜門を再考する」見て来た - 賽の目記ポータル
こちらのイベントでお会いしてちょっとお話出来てたので、『スティーブズ』ももちろん読んでますし、再会という形でなんとかお声をかける事が出来ました。
なんと二次会でこの鈴木みそ先生・うめ(小沢高広)先生・赤松健先生とこの俺・猪原賽。この4人の記念ショットをいただくという俺のミーハーぶり。1次会・2次会と長い時間の間で、こんな記念写真撮ってるの俺くらいじゃなかったか?
(写真は公開しません。)
特にJコミ新年会は、Jコミ(絶版マンガ図書館)というシステムの傘下の作家さん揃いですし、主宰の赤松健先生は漫画家協会理事ですし、単に「飲み会・懇親会」というだけでなく、電子書籍周りの話題やマンガ業界の今後……といった”シンポジウム”も込み。興味深い話題の飛び交う会でした。
その後二次会ではジャンプやチャンピオンで活躍してたあの先生と席が隣に。実は昨年の新年会でもお会いしてたので、お久しぶりです、と挨拶出来たと共に、今俺が連載している『放課後カタストロフィ』も読んでいただけていて、感想いただけてうれしいやらありがたいやら。
1次会とは違い、席は決まってなかったので、バラバラに座った結果1次会でお話出来なかった人と宅を囲むこととなり、
くりひろし先生、古事記王子先生、足立淳先生、その他様々なジャンルの先生方と話しましたよ。やはり皆さんの興味の方向は電子書籍やJコミの今後、そしてデジタル作画について。
ここでもやはり「既に絵を描くことをやめた/原作者」という俺の肩書が、ちょっとネックになって、ここにいていいのやらなんやら……w
とにかくジャンルも活躍する誌面も違う作家さんの集まりなので、出版社のパーティとはまた違う雰囲気で、なかなかに楽しい会でしたね。
あと前回に引き続き参加、お会い出来た白井三二朗先生、松山せいじ先生とは、ちょっと席が離れててあまりお話出来なかったのが残念。
**********
その他、ここに名前を出していない先生方*1ともお話できたり、できなかったり。今だからTwitter等で気付いた「あの人参加してたのか!? 話したかった!」という方もいらっしゃるし……。せっかく1年に1回、この業界の方が集まるパーティなんだから、次の機会にはぜひもっと話しておこうと思いました。
また来年もこうした機会に呼ばれるよう、この1年がんばりたいと思います!
*1:一応確認し、会に参加している旨をTwitterで公言していない場合はお名前を伏せ、エピソードも書いていません。