「Jコミ」に始まった赤松健先生のマンガ業界応援プロジェクトが、もんのすげえ事になりました。
なんとYahoo!グループの傘下入りし、新刊書を扱う出版社とバッティングしない、絶版コミックすべてを、そしてこれからの新人も育てる無料マンガウェブサービス「マンガ図書館Z」として新生!
もちろんオフィシャル登録作家である私の過去の絶版作品も、新たに日の目を見ることに……!
赤松健先生がUstreamの生記者会見で発表された「マンガ図書館Z」。そのサービスについてはNewsACTのほうでまとめましたので、どうぞコチラを。
これを受け、絶版作品にも関わらず「旧・絶版マンガ図書館」(Jコミ)からKindle版が販売されていた拙著『下町狂い咲きキネマ』『学園ノイズ』は、「マンガ図書館」サイトからPDF版データの販売が始まりました。
マンガ図書館該当サイトでもこう書かれているとおり、Kindle版だって、Amazonという会社が無くなったら読めなくなってしまうもの。しかしこのマンガ図書館Z版のPDFであれば、
- どの端末でも自由にコピーして*1
- 他社より安く(さらにわたくしめには他社に比べて高い印税を)
- サービス終了したとしても永続的に”所有”出来る
わけで、「マンガ図書館Z」は、将来的なWEB上のマンガの海賊版の撲滅と、作家の応援に繋がる画期的かつ大々的なWEBサービス化しています。
私のコミックスは買って読んでいただきたいのは当然のことですが、ぜひマンガ図書館Zサイトに行ってみて、昔好きだったあのマンガこのマンガ……を見つけ、作家さんの支援を願いたいなと。
絶版化してしまったマンガは、古本屋で買っても、WEBでどっかからDLして来ても、100%作家さんの収益にはなりません。
ぜひ今後は、「マンガ図書館Z」の拡充、ご期待ください。