きんどうさんの「2016年電子書籍元年!Kindle短編マンガ配信企画」正式にアナウンスされました。その詳細や参加マンガ家さんの情報は、下記きんどうさんの告知ブログエントリーを参照ください。
今回私は、横島一さんと組んで発売するKindleコミック『オーバーペイントRe:PAINT』に収録される『オーバーペイントRe:PAINT』と、その元となった『オーバーペイント(2011年版)』のキャラクター紹介をしますよ!
皆さん、「グラフィティ」って知ってますか?
2016年は個人電子書籍元年にしたい!ので、マンガ家さんたちによるKindle短編マンガ配信企画をはじめました
ストリート・アート“グラフィティ”コミックを彩るキャラクター達
『オーバーペイント(2011年版)』
○龍鯉子(ルリコ)
放浪のストリート・アーティスト。
街にあふれるラクガキ・アート“グラフィティ”。グラフィティとは、質の悪い作品を、より良い作品で塗りつぶすことが出来る、という暗黙のルールがある。
ルリコはそんな日本中の壁のグラフィティを、誰にも塗りつぶせない最高の作品で上描き(オーバーペイント)することで、ともすれば犯罪として捕まるこのグラフィティを、アートとして皆に認識してもらいたい――そんな目標を持ち、スケボーで日本中を放浪している。
○水上恵一
とある街の中学生。美術大学進学を目指す美術塾に通っているが、“自分の描きたいもの”がそこには無いことを、ぼんやりと感じている。
そんな時、ルリコと、彼女の描くグラフィティに出会い、彼女に弟子入り志願をするが――
○グラス・ジョー
恵一の住む街のグラフィティ・アーティスト。メガネがトレードマークのグラフィティで、この街の壁を支配する。
グラフィティという文化の闇の部分を背負ったキャラクターで、その行為、活動、そして仲間とつるむ様子は、完全に不良グループ、ギャングだ。
自分のグラフィティをルリコと恵一に塗り潰され、その報復に出るが――
『オーバーペイントRe:PAINT』
という、2011年版は、青年誌掲載の読切であり、グラフィティのダークな部分に触れていました。が、どうしても器物損壊という犯罪行為としての側面のあるグラフィティ。これをどうにか、犯罪臭のない明るい少年マンガに出来ないか……という挑戦が、今回のきんどうさんの「2016年電子書籍元年!Kindle短編マンガ配信企画」で結実しました。
壁のラクガキ、グラフィティ。その犯罪性が、描き下ろし新作の『Re:PAINT』によって、一体どんな“解消”がされているのか――
○ヌリコ
2011年版の主人公・龍鯉子(ルリコ)は、今回「ヌリコ」と名を変え、少々ライトに、明るくかわいい少女にリ・ペイント!
ルリコと同じ放浪のグラフィティ・アーティストだが、実はその正体は――ヒントは帽子や、コミックス表紙のカラーイラストの瞳の模様だ!
○ケイイチ
逆に恵一は、かわいらしい中学生から、ヤクザの子分にリ・ペイント!
ヤクザ排斥の世論ムードに、屋敷の壁に“悪意”のラクガキされる、ちょっと怒りっぽい青年になりました。
そんな悪意のラクガキを消そうとひとりで掃除している時、彼はヌリコに出会い――
○親分
ケイイチが身を置くヤクザ組織「邪馬淵組」の組長。かつては多くの子分がいたが、上層部の分裂騒ぎもあって、現在は広い屋敷にケイイチとだけ住んでいる。
これまで毎年正月は、近隣の住人や子どもを招いて「餅つき大会」を開催していたが、分裂騒ぎが抗争に発展するとの懸念から、餅つき大会を今年は自粛。
壁に悪意のラクガキをされても、それは自分達に非があり、堅気さんのすることだから……と多めに見ているのだが――
作者自身が作品を上描き(オーバーペイント)!
というわけで、コミックス未収録の作品を世に出すにあたり、5年経った今ならどう描くか――そんなテーマできんどうさんの企画に乗っかりました!
2011年版の『オーバーペイント』、
2016年版の『オーバーペイント』……どうリ・ペイントされているか、その違いもぜひ楽しんでいただければと思います!
モチろん、企画の共通テーマである【餅】も登場します!w
1月8日発売!Kindleコミック『オーバーペイントRe:PAINT』、予約始まってます!
予約期間および発売後3日間は、通常価格250円から99円にスタートダッシュセールします!
ぜひ予約購入手続きよろしくお願いします!
Amazon.co.jp: オーバーペイントRe:PAINT 電子書籍: 猪原賽・横島一: Kindleストア
他の参加者の方のコミックスも99円!
きんどうさんの企画に乗っかったマンガ家さんの作品もぜひチェックくださいね!
(きんどうりさいくるより転載)
2016年は個人電子書籍元年にしたい!ので、マンガ家さんたちによるKindle短編マンガ配信企画をはじめました
<以下続々追加!>