NewsACT : 高円寺から気軽に海外コミック入門編!アメコミ・バンドデシネ専門漫画喫茶「ACBD」に行って来た
”海外コミックを知らない人に、こういうマンガもあるんだよと知ってもらえる機会を作りたくて、むしろアメコミ初心者向けのラインナップ”
こんなふうにお店のことはNewsACTのほうでレポートしました。
お店の様子や店長さんのお話は、この上記の記事を参照していただき、こっちの作家としてのブログのほうには上記記事中でオマケ扱いした内容を主にお伝えしておこうと思います。
俺が原作を描き、eriさんが絵を描いたバンドデシネ、”LE COUPEUR DE BAMBOUS”を「ACBD」さんに預けて来ましたので、どんなもんやろ、気になるな……でも海外通販かーと思っている方に、ぜひ「ACBD」に来て、内容をじっくり見てもらいたいなと。
「ACBD」さんに預けて来たバンドデシネは、一冊は私が原作、eriさんが作画を務めるバンドデシネ”LE COUPEUR DE BAMBOUS”(竹取物語)。
もう一冊は邦訳は出ていないのですが、フランスで大人気シリーズとなっている”SILLAGE”(シヤージュ)というSFシリーズの特別アンソロジー。
『竹取物語』は、eriさんがコミティアに持ち込んでブースで読める……というプロモーションをなさっていましたが、この後者”SILLAGE”に関してはあまり見ることは出来ないと思いますよ。
現地フランス在住の日本人漫画家オオシマヒロユキを始め、作画に関してはすべて日本人作家による、競作バンドデシネです。
このBDアンソロジー短編を描いた時、オオシマはまだ日本にいたのですが、ここに競作する作家陣はすべて当時日本にいる日本人マンガ家・イラストレーター達でした。
”SILLAGE”原作のMORVAN氏が直接作家達にコンタクトを取り、スカウトという形でアンソロジー参加を打診し、在日仏人エージェントや来日するMORVAN氏本人が打ち合わせなどをしながら出来上がったこのアンソロジーには、この後フランス移住の大冒険に出たオオシマヒロユキのほか、
各読切短編の表紙イラストはRIKIさんが担当。
この他には私の近辺で言うと、
別冊少年チャンピオンで『バキどもえ』を描いているさいとうなおきさんも参加してますよ。
また、オオシマは現在同じくMORVAN氏が原作の"Crime School"シリーズをフランスでリリースしていますが、
この1巻、2巻も「ACBD」さんに置いてもらおうと
現在俺が紀伊國屋ブックウェブに通販を頼んでいる状態です。
(今すぐ注文!→http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9782505006824)
(2巻を注文!→http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9782505011491)
この2冊が俺の手元に届き次第、まずは中身を見てみたいという方に「ACBD」で気軽に読んで・見ていただけるよう「ACBD」の店長さんにはお話を通してありますので、どうか高円寺に「ACBD」というアメコミ・バンドデシネ喫茶があること、覚えるだけでなく、その存在の情報を拡散して欲しいですね。
ACBD
東京都杉並区高円寺南4-9-8グランドステータスクリハラ3階
http://www.acbd-comics.com/
元相方・オオシマヒロユキの在仏日記を当ブログのコーナーとして連載(?)するというのは、この直前の記事のとおり...