本来毎月1日発売の「月刊ヒーローズ」は年末年始のアレで前倒しになり、なんと明日27日発売!『放課後カタストロフィ』もちろん載ってます! が、そのお知らせは明日改めてするとして……
皆さん、現在販売中の「イブニング」見ましたか!? その新人賞結果発表に……
イブニングは既に新年2号。人気作品や、あの長期連載が次号最終回のお知らせ等ありましたが、今回見てもらいたいのはコチラです。
「イブニング新人賞」最終審査結果発表。
2作ここに並んでいますが、「日本橋ヨヲコ特別賞」を同時受賞している右の……
『凪の人』(高橋すぎな)。
この新人さん、俺と同じ CASE Shinjuku で働いてますよ!!!
フリーランスのIT関係者、事業者、デザイナー、ライター……と、様々な「個人」が集う場所。コワーキングスペース。私はマンガ原作者として、ブロガーとして、執筆のほとんどをコチラ CASE Shinjuku で行っています。たまに担当編集との打ち合わせさえ、来てもらっています。
NewsACTのアプリが出ているのも、このCASE Shinjukuで働くアプリ開発者さんとの縁で実現したもの。こうして「縁」が出来、知らない業種や人種*1と出会って話す。それだけでも創作やブログ執筆に必要な「取材」足りえる。新しい世界を知る、興味が広がる、楽しい。
我々「作家・マンガ家」といった本来 家にこもりがちな職種こそ、こういったところで仕事をすべき。私は常々思っていますし、こちらのブログでもNewsACTでもしつこいほど語って来たと思います。
ですが、知り合い・友人のマンガ家に薦めても、
「家で仕事したい。PC持ってくの面倒。ノートじゃ小さいし。お前はいいよ、文章書くだけだからMacBook Airで事足りるし」
言葉は意訳ですが、だいたいそんなリアクション。
高橋すぎなさんは小さいMacBookをタブレットと共に持ち込み、ネームを描いています。
さすがに最初から最後までココで……とはいかないようですが、自宅でやると捗らない、誘惑多い、だらだらしちゃう、喫茶店やファミレスでやるにはちょっとタブレット出しづらい……そんな気持ちを持ってる中で、俺がCASEでずっと仕事している事を知り、CASEに見学に来て、そのままメンバーになってくれました。
彼女は使っていませんが、利用者の方のお古のモニタが備品として置いてあり、自由に使えるようになっています。
せっかく受賞したイブニングを袖に振る事は出来ませんが、ここCASEの利用者の縁が繋がり、彼女は別の出版社にも持ち込みもしていたそうです。
先日もCASEのメンバーでいろいろ持ち寄って、クリスマスパーティもしました。参加者はみな、クリスマスに予定がなく、CASEの閉店時間である21時まで「仕事納めって何?」という顔で仕事をしていた連中です。
高橋さんもこの輪に加わり、様々な業種の人間と交流を深めてらっしゃいました。
出来るよ、仕事。マンガ家でも、イラストレーターでも。
フリーランスでやる限り、縁故入社でも何でもないんだから、仕事に繋がる縁はいくらでも広がるよ。
何で来ないの?状態だと思うんですがどうですかね。
CASE Shinjuku(ケイスシンジュク)| 東京都新宿区の高田馬場駅徒歩1分にあるシェアオフィスとコワーキングスペースが併設したメンバー制オフィス

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*1:そうなのです、メンバーは日本人に限りません。