絶版マンガ図書館で無料公開されている『学園ノイズ』ですが、とうとう新刊で手に入れる手段は無くなったようです。
え、絶図で公開されているのに絶版ではなかったの!? という疑問もあるかと思いますが、それは絶版マンガ図書館(当時「Jコミ」)で公開開始となった際にも説明いたしました。
『学園ノイズ』は絶版マンガ図書館で公開に踏み切るよりもかなり前に、一迅社さんと絶版とする手続きを取りました。どこか別の会社で再販する可能性を含みつつも、もはや動くコンテンツでもなかろうと。
ただその際に「現在倉庫に眠っている在庫に限っては、引き続き販売をしてもらう(販売させてくれ)」という但し書きもあったんですよね。だから、新刊で欲しい人は一迅社に在庫があるかどうか問い合わせて下さいと、過去のブログに書きました。
が、ようやく「では一迅社に問い合わせてみます」という読者の方が現れて、Twitterで「在庫無いそうです」とレスをくれたんですよ。
(これまでもそういう方がいらっしゃったのかもしれませんが、私の目に見える範囲には居なかったということです。)
というわけで……
読者の方に連載後10年以上たった今、レビューをいただいた『学園ノイズ』。とうとう新刊を買う手段は無くなったようです。http://t.co/mPdWx0Jytm
— 猪原賽【放カタ2巻発売中】 (@iharadaisuke) June 5, 2015
『学園ノイズ』は今後、Kindle版(各巻95円)か、「絶版マンガ図書館」という電子でのみ生き長らえる事になりました。Kindle版→http://t.co/bzW6w4FVL0 pic.twitter.com/gBMi0a0U2V
— 猪原賽【放カタ2巻発売中】 (@iharadaisuke) June 5, 2015
現在絶図では未単行本化作品にのみ「印刷できるんだってよ」システムを搭載していますが、全作品への対応機能実装を期待したいですね! #絶版マンガ図書館 - 学園ノイズ http://t.co/fZNfPK2wv2 pic.twitter.com/pvxxWLnSHI
— 猪原賽【放カタ2巻発売中】 (@iharadaisuke) June 5, 2015
「絶版マンガ図書館」様で公開中の『学園ノイズ』をよろしくお願いいたします。
閲覧は無料ですが、いくばくか作家に還元される何かがあります。
Kindle版は、絶版マンガ図書館の作家向けサービス「Kindle代行」によって販売されています。もちろん印税、発生いたします。ぜひ応援くださいw
……ま、10年以上も前のかなりの旧作ですから、読んでいただければ作家としては幸い。古本でも買ってもらえたら私はうれしいですよ!
あとは絶版マンガ図書館様の「印刷できるってよ」システムの、全作品への搭載を期待したいですね!