まるで街灯のない真っ暗闇を、僕はチャリの明かりだけを頼りに走っていた。
塾へ向かう道、帰る道。
ふと見上げた夜空にはオリオン座があって、それが冬の星座であることはそんな経験で覚えた。
帰りに寄るのはコンビニじゃなくて、酒屋。もちろん閉店時間を過ぎていて、自販機の明かりに安心したからだし、缶コーヒーで暖を取るためだった。
もう、25年も前の話だ。
というわけで、今日のノマド先は所用あって実家でした。
泊まってもよかったけど、どうしても東京の自宅でないと済ませない用事があったので、今東京に向かう電車の中です。
ほんとに田舎の夜は暗い。
でも、こんなに晴れてるのに星がほとんど見えなかった。
暗いというのはあくまで東京に比べてか。
東京の方の夜空は明るいし、実際街灯も増えてたし、夜中に明かりを発する店も多くなりました。
田畑地帯に入るとまだまだ暗そうだから、つまり住宅街が広がっただけかもしれないなw
さて、俺は東京が好きだよ。都民だし、夜の明るい東京に帰る。