「宇宙戦争」単行本第2巻が発売されました。同日発売のコミックビーム本誌では、コミックスの続きが掲載されています。
なにそれ、H.G.ウェルズの宇宙戦争がマンガ化してんの!?とびっくりした皆さん、まだ間に合います。
普段コミックビームで隔月連載の「宇宙戦争」ですが、5月号、6月号は特別に連続掲載。
1、2巻と続けて読んだ勢いで、2本追っかけられるので、全然間に合いますよ!
ゆっくり書店に行く時間のない方は、通販や電子書籍でどうぞ。
今、お家にこもってリモートワーク、自習している皆さん。食料や日用品の買い出しのついでに寄る書店さんがあれば、上の画像をお使いください。
注文や問い合わせがスムーズになると思います。
1巻と合わせた背表紙はこんな感じで、赤・緑のコントラストがパッキリしている並びです。
KADOKAWAエンターブレイン、ビームコミックスの棚をお探しの際は、この背表紙を目印にどうぞ!
そしてコミックスの続きは、コミックビーム5月号でどうぞ。読もうコミックビーム!
「宇宙戦争」2巻の続き、コミックビーム5月号に掲載されている第13話では、「100万年後の人類」の想像図も登場。
実はこれ、H.G.ウェルズ自身が新聞に寄稿した未来予想に付されたイラストで、原作小説でもメタ演出で登場するんですよ。
単にSFの基礎を築いただけでなく、メタ演出を仕込んで来るなんて、ウェルズ……ニクいことしやがって!
連載は佳境にかかってきた「宇宙戦争」。地球人を蹂躙する火星人が○○○によって全滅する「例のオチ」へと向かっていきます。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、そんな物語の宣伝をするのはちょっとセンシティブかなと思いつつ、やはりそこはH.G.ウェルズの先見性、普遍性に驚きを禁じえません。
願わくば、私と横島さんで紡ぐマンガ版「宇宙戦争」をきっかけに、ウェルズの原作小説や、時代や舞台をかえた映画やドラマ版にも手を出す人が増えますように。
以上、漫画原作者の猪原賽でした。