猪原賽・原作/横島一・漫画。
『悪徒-ACT-』の愉快な打ち切りから5年。
その後出版社を変えてこのコンビで作品を世に送り出しましたが、約2年の沈黙を経て、再びこのコンビで「チャンピオン」に出戻って参りました。
近未来スチームパンクアクション『ガンロック』、ぜひ皆さんの熱いご支持で、連載化となるといいなあ、なんて思うわけです。
読んでいただけた方にはもうおわかりでしょうが、いろいろ謎を残しつつ、ひとつの話としてはストンと落ちているこの作り方、『悪徒-ACT-』の第一話と余韻は同じように作ってあります。
これは……
『悪徒-ACT-』の時は編集部の判断で、読切企画がそのまま連載に昇格した――読切作品として持ち込んだものが「面白いので、このまま2話以降を作って連載にしましょう」となった、稀有な例。
しかしその結果は壮絶な打ち切り。
その後5年ぶりにこのコンビで再登場となれば、今度こそ、編集部ではなく、
読者の皆さんに、
「面白くないですか?2話以降を読みたくないですか?」
という判断を仰ごうという形になったわけです。
つまり私も横島さんも、そして編集部も2話以降を作る気マンマンでこの企画を「別冊少年チャンピオン」に掲載しています。
ですが、このコンビで『悪徒-ACT-』リベンジを果たすというためには、皆さんの、読者の支持という熱烈強烈な後ろ盾あってこそ、なのですよ。
つまり、
アンケートの数字、期待しています
ということなんですけれどもw
とはいえ、どうしても拭えないのは私達の「外様感」でしょう。
その後他誌で連載をし、『悪徒-ACT-』に至っては秋田書店から出なかった続きの部分を完全収録した「完全版」を他社で発売。
それが今頃何だね?
とも言われかねない「チャンピオン」再挑戦に、編集部はおろか誌面で活躍する作家さん達にも眉をひそめられないかとビクビクしておりました、正直。
ですが原稿アップ後急遽招集のかかった打ち合わせ。
編集長・担当・そして横島・猪原。
特に編集長には「おかえりなさい」と笑顔で迎えられたこと、感慨もひとしおと言うか、私の心配は杞憂だったかな、と、うれしかったですね。
そして実際「別冊チャンピオン」が掲載され、
Twitter上では概ね読者の方の反応も良く、また、
てっきりレノン&マッカートニーかと思いきや、正体は意外なあの人たち!?『別冊チャンピオン』掲載の「ガンロック」は スチームパンクの蒸気を吸引してぶっちぎりのハイになれる漫画よ!http://t.co/abkgbv1akX http://t.co/nK8yqEa2L4
— 時田光『解体屋(こわしや)ゲン』広報 (@KowashiyaGEN) October 12, 2013
よく絡んでくれる他誌作家さんの声、
今月の別冊少年チャンピオンの「ガンロック」(猪原賽先生/横島一先生)、元気いっぱいです。 子供の頃、漫画を読んだあとに元気出た感じが久々に味わえました。 漫画いいよね、漫画。
— 八谷美幸 (@mashinono) October 12, 2013
唯一無二の熱さーっ!! 最高でした!\(^o^)/ “@iharadaisuke: みなさん別冊チャンピオン買えましたか!?/『悪徒-ACT-』以来5年ぶり!読切『ガンロック』掲載!別冊チャンピオン本日発売! - 賽の目記ポータル http://t.co/ISXN0gY6ET”
— 『囚人リク』瀬口忍 (@ShinobuSeguchi) October 12, 2013
そしてチャンピオン作家さんの声。
杞憂どころか、私だけが卑屈になっていたかな、とホロリと来ました。
Twitterでは発売後、「ガンロック」でエゴサーチしていますので、いろんな方面からのここに転載し切れないほどの声は届いております。
皆さんありがとうございます。あとは……あとは……
読みきりは一期一会……ッッ……ッッツ!!! しかし、ファンの応援があれば、末長いお付き合いも可能! 読みきりのキャラクターにもう一度会いたければ、やることはただひとつ!……ッッ………ッッツ!!!(*´∇`*)
— 本気鈴 (@honkisuzu) October 12, 2013
ご応募、お待ちして
おります!w