実は昨日、わたくし母校・武蔵大学に行っておりました。
「クリエイティブ・ライティング」という授業があり、それを受け持つ三澤真講師の依頼で、特別講師として「マンガ原作者とは何か」を語る――なんて事をして来たのです。
まあ人前でしゃべることは苦手ですので、私が語りたかったことのどれくらいが聴講生に届いたか、それはかなりヘッタクソなことになってたと思います。
あの時講義を聞いてくれてた学生さん達はここ見てくれてるかなー?(棒)
この講義の為に用意した原稿をレジュメとして「読めばわかる」と渡すほうがきっと俺の意図は確実に伝わったのではないかと思います。ほんと素人喋りですいませんでした。
ともかく、学生時代を過ごした街に行って来たわけですよ。
講義の前にかなり早乗りし、江古田駅界隈を散歩していたら、街がいろいろ様変わりしていることに気付きました。
江古田の「四文屋」跡地です。
四文屋は江古田の地にあと2軒ありますが、最初の1軒は江古田駅北口の、線路脇にありました。江古田で四文屋といえばここだったので、この一角がごっそり更地になっていたのはかなり寂しかったですね。
ちょっとわかりづらいですが、踏切の向こう・ビルの手前に空き地があります。
そこはかつて「大盛軒(たいせいけん)江古田店」でした。
最近NewsACTでも言及した、東中野「大盛軒(おおもりけん)」の支店?
東中野では「鉄板麺」と呼ばれているメニューがこの江古田では「ジュージュー焼き」という名前でした。
■東中野B級グルメの雄!「大盛軒」の”鉄板麺”を食す!……ところでこの屋号「おおもりけん」?「たいせいけん」?
ここは江古田駅北口のうどん屋さん「てるてる坊主」。
なかなかにコシの強い、特に冷やしメニューの美味しかったうどん屋さんでした。
9年間と書いてあり、私が江古田の地を離れた時とだいたい同じ時期に開店したのですが、江古田にフラッと立ち寄っては、こちらのうどんをいただいていました。
NewsACTでもいずれ紹介したいな……と考えていたのですが、そうか……つい数日前に閉店したんか……。
これは駅南口、武蔵大学前の「武蔵野稲荷神社」。何か右のほうに注意書き看板がありますね。
もう10年近く、この注意書きはあります。
私が学生として通っていた頃は、この参道はちょっとした駅と大学の近道。わりと多くの学生がここをショートカットに使っていましたが、私の卒業後数年が経ってから、この注書きが立てられた事には気付いていました。
が、この画像を改めて見て、やっぱり学生の態度や振る舞いが良くなかったのだろうな、それともここまでご立腹なさっている様子が見えるということは、実は単なるショートカット以上に誰か神社に迷惑かけたのだろうかと、この画像をTwitterに上げてみたところ……
おい、お前ら何やらかした? pic.twitter.com/W2csulH7QD
— 猪原賽 (@iharadaisuke) 2014, 1月 20
なんかちょこちょこリツイートされ、反応もいただきました。
うん、まあ、自分らが通ってた時期も思い出してみるけど、フツーに学生が固まって歩いてるだけで、けっこううるさいよね?w
武蔵の学内の掲示板には、この注意書きがあるにも関わらずまだしれっと通ってる学生がいる……ということで、改めて通行を禁じる通知が出てました。
うーむ……。
さて、学内に入ってみました。
これは小さいけど「大講堂」。
1928年に築造された由緒と歴史ある建物。
これを撮影した場所から左後ろを見てみると……
喫煙所があります。
私が現役だった頃は、校内の至る所に、それこそ廊下にたくさんタバコの灰皿が用意されていました。
その当時でも嫌煙ムードは高まっていたご時勢だったと思います。なのに学校のいろんなところで堂々とタバコを吸えていた。
が、昨今の状況には対応せざるを得なかったのでしょう。
私もこの中に入ってタバコを一本吸ってみました。
大学保健室が「禁煙相談」受け付けてるってよ。
しかも希望者にはニコチンガムやニコチンパッチの購入費用補助とか。
なんかすげー大事にされてるなw今の学生さんはw
といったところで俺のノスタルジック散歩は終わり。この後特別講義に向かったわけですが……まあ、その話は別にいいでしょ。