中川ホメオパシー先生のコミックス『抱かれたい道場』(秋田書店・刊)の正当続編……というか2巻が出なかった分が収録されたコミックス『もっと!抱かれたい道場』が「おおかみ書房」より発売されました。
それを記念したサイン会兼トークイベント「悪書追放サミット」に行って来たんですよ。
★緊急増刷がかかった『もっと!抱かれたい道場』
こちらが秋田書店刊『抱かれたい道場』。秋田書店の連載作品にはよくあることですが、1巻が出ても、2巻以降のボリュームがあっても、1巻が残念な売り上げ数ということで2巻以降の発売が白紙になることがあります。
ふう、懐かしいですね。私が原作を書いた『ガンロック』が、2巻以降未定だとお伝えしたのは6月でした。
『抱かれたい道場』も同様に、2巻以降が出なかった残念案件。
ですが2巻にあたる連載分が、インディーズ出版社「おおかみ書房」から発売。
大手出版社ではなく、インディーズ出版社からの発売ということで、初版はぐぐっと控えめの1,000部ながら、大手通販サイトでの取り扱いも、一般書店への流通もなく、ほぼ「通販頼み」の状況で、なんと増刷がかかったそうです。
中川ホメオパシー先生曰く「人生で初めての“増刷”」だそうですよ。私も15年作家として活動していますが、未だ増刷かかったことないなー。ハハハ。
★トーク&サイン会「悪書追放サミット」
さて、そんな中川ホメオパシー先生の『もっと!抱かれたい道場』発売記念トーク&サイン会が、去る10月11日、阿佐ヶ谷ロフトAにて開催。私も出掛けて見て来ました。
おおかみ書房の編集長・千葉さん(なめくじ長屋奇考録ブログ主・劇画狼さん)司会で進むイベントは、中川ホメオパシー先生(原作の的場先生と作画の小林先生のコンビ作家)自ら、コミックスに収録された『抱かれたい道場』エピソードの元ネタなどを披露する他、司会進行のはずの千葉さんの「サンシャイン(超人)」ネタや「工口劇画」ネタなど、スライドを利用した面白トークの数々。愉快に過ごさせてもらいました。
もちろん「トーク&サイン会」ですので、会場の物販コーナーで購入した『もっと!抱かれたい道場』に早速直筆サインを入れてもらい……
「僕も1巻で続刊が出なかったマンガ原作者です」と名乗らせてもらい、「いろいろお話出来そうですねフフフ……」とお互いほくそ笑む中川ホメオパシー(的場)先生と俺。
的場「で、今は何の連載を?」
――『放課後カタストロフィ』と言って、ヒーローズで連載させてもらってます。コミックスも……
的場「2巻は!? 2巻は!?」
――実は先日、念願の2巻が発売されまして……
的場「すげえ! いいじゃないですかいいじゃないですか!」
と、コミックスの売り上げ伸びないマンガ家あるあるトーク。
でも、そちらだっていいじゃないですか、作家人生初の「増刷」……!!
★『もっと!抱かれたい道場』の気になる中身
コミックス開いてのっけからメインキャラ「ノボル君」が犬化してる。
出オチのゲストキャラも満載。
某バンドの黒歴史ファッションをリスペクトしたファッションもおかしい。
(ちなみにこれはトークイベントで元ネタをクイズ形式で発表していたが、俺は大神会長かと思ったよ)
……このマンガ、ヤバイっす。
中川ホメオパシー先生の人生初増刷!『もっと!抱かれたい道場』緊急重版分限定500部は、まだまだ通販受付中ですってよ、奥さん!
清野とおる先生が「くるってる……」と推薦文を寄せている帯もまぶしい『もっと!抱かれたい道場』……
なんと「このマンガがすごい!WEB」でもご紹介! おおかみ書房の千葉さんこと劇画狼さん自らが。(ステマだw)
本屋じゃ買えない! Amaz○nでも買えない!
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