埼玉県熊谷市のご当地マンガの原作を書いていた猪原賽(@iharadaisuke)ですこんにちは。「熊谷+ヤンキー」で『くまがヤン』! ちょっとタイトなスケジュールですが、本日28日までまるっと全1巻、すべてWEB立ち読み出来るみたいです。知らなかった、という人はぜひ読んでみてくださいね。
『くまがヤン』まるっと1冊WEB立ち読み!
というわけで、現在eBookJapanにて無料で1冊無料立ち読みできます。
少年画報社のコミックスの1巻がまるっとeBookJapanで無料で読めるフェア(2月28日まで!)の一貫のようですので、画報社のコミックスで気になる作品がある人は、eBookJapanサイト内で探してみてはいかがでしょうか。
ところでこの『くまがヤン』。私自身高校時代を熊谷で過ごしたので、思い入れもあるマンガなんですよね。実体験がマンガに活きる、という話はこの前のエントリーでお話させていただきましたが、私は全然ヤンキー文化とは無縁な高校生活を送っていた。男子高で、非常に童貞くさい非モテライフを送っていたわけです。
主人公・ガリガリも、かつては狂犬レベルで恐れられた深谷のヤンキー中坊だったのですが、
高校生となった今は丸く、
そして女っ気のない高校ライフを送っています。
なので“ヤンキー”というジャンルにはされていますが、実際のところは童貞ヤンキー3人組が、女の子を求めては玉砕する姿が見られる、ゆるっとご当地コメディになっています。
私の学生当時の熊谷ライフと、彼らの“くまがヤン”ぶりはかなりリンクしており、いきいきとしたキャラクターとなりました。それは熊谷と縁もゆかりもないマンガの作画担当・横島一さんにも伝播し……
私は今でも熊谷に行ったらガリガリ達が普通に歩いている気がしてならない。「くまがヤン」は何年も前の作品ですが。>RT
— 横島 一(ヨコシマ ヒトツ) (@hyokoshima) 2016年2月27日
横島さんもとても気に入ってもらえてる作品です。eBookJapan の無料立ち読みは本日きりですが、埼玉県民、熊谷市民、そして主人公のガリガリ出身の深谷市民も注目のご当地ヤンキーコメディ『くまがヤン』。ぜひご一読を。
★宣伝タイム★
『くまがヤン』のマンガを描いてくれていた横島一さんは、現在『仮面ライダークウガ』のコミカライズを手がけております。現在3巻まで発売されています。連載は「月刊ヒーローズ」。私も実は『クウガ』の構成として、逆に横島さんのスタッフとして協力しています。ぜひチェックを!
今年の1月に、そんな横島さんと組んでKindle限定の電子書籍コミックスを発売しました。『くまがヤン』の流れで少年画報社のヤングキングで発表し、そのままコミックス未収録となっていた読切『オーバーペイント』と、それを大幅にリ・イマジネーションした描き下ろし31ページの『オーバーペイントRe:PAINT』。新旧読切の読み比べも楽しいですよ。
上層部の分裂騒ぎに揺れる「邪馬淵組」。その屋敷では近隣住人のための正月恒例「餅つき大会」を自粛し、たったひとり残った組員・ケイイチと親分で、2人寂しく餅つきをしていた。暴力団を排斥する世間の流れに、屋敷の壁は悪意の落書きだらけ……。そんな時、壁の落書きアート「グラフィティ」を描くストリート・アーティスト「ヌリコ」が現れ、屋敷の門に「龍」のグラフィティを“上描き”してしまい――犯罪スレスレのストリート・アート「グラフィティ」に新たな“意味”を与える、驚愕のストリート系少年マンガ、完全描き下ろし31ページ!【250円】
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