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漫画原作者 猪原賽BLOG

「学園ノイズ」「悪徒」「放課後カタストロフィ」の原作者/ブロガーが告知したり漫画の作り方、関連ニュースをお伝えします

【漫画業界ニュース&コメント】“漫画家、編集者、志望者、必見!激論対談!漫画原作者、鍋島雅治VSトキワ荘PJディレクター菊池健「今、漫画業界に入る意味はあるのか?」”他

はてブ マンガ マン語り! 業界

こんにちは、漫画原作者の猪原賽です。

今週の気になった「マンガ」関連ニュースをはてブから紹介します。

 猪原賽のマン語り!ニュース

デジタルだけどアナログなプロモーション

電子書籍「マンガonウェブ」新連載『エルソナシンドローム』が画期的なプロモーション!ポスティングチラシにびっくり : NewsACT

ウォーハンマーも掲載されておりますのでチャンピオン紳士は買わねばなりますまい

2015/11/14 22:17

 これは、私のブログ、NewsACTから。電子書籍のプロモーションを、「チラシ」というアナログな手法で行う、画期的な営業方法。ついつい私、「マンガonウェブ」第3号、買ってしまいました。

かなりのボリュームで350円。ネットで話題のマンガも多く掲載されており、マンガ読みを自称する方なら、ぜひオススメしたい。

マンガ on ウェブ第3号 [雑誌] (佐藤漫画製作所)

マンガ on ウェブ第3号 [雑誌] (佐藤漫画製作所)

  • 作者: 石原まこちん,塀内夏子,なかむらみつのり,見ル野栄司,一智和智,古泉智浩,佐藤智美,Perico,佐藤秀峰,左紳之介,吉田貴司,やまもとありさ,郷田マモラ,大坪商介,tsk村,吉田浩,かわのゆうき
  • 出版社/メーカー: 電書バト
  • 発売日: 2015/10/01
  • メディア: Kindle版
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 各方面を殺しに来てるAmazon、マンガも危うい!?

月額325円のアマゾンプライムでマンガは読み放題になるか? - 漫画の真ん中

音楽業界における「ライブ」が漫画の何に当てはまるのかという話題

2015/11/19 18:37

こちらは、「プライム」サービスを拡充し、各方面に対し宣戦布告とも取れる仰天サービスを展開しているAmazonの話題。

実際、私自身もプライム会員ですし、「プライムビデオ」「プライムミュージック」、どちらも利用しています。ネットでビデオ見放題、音楽聴き放題。これまでAmazonプライムのネット上での話題と言えば、Googleで「プライム 解約の仕方」と予測変換されるような、ネガティブな話題ばかりでした。

が、年間3,500円、つまり月あたりたったの325円で、様々なウェブゆえの「放題」サービスが受けられる。これは脅威でしかありません。

そしてAmazonは本来、「本」を売るサービス。

「プライムでマンガは読み放題になるか?」という危機感、考察、非常に気になります。

 

特にネット社会、デジタル化の進む「音楽業界」は、既に円盤を売るという商売が破綻に近い状況。しかし一方で“体験”を売るライブが増え、入場料やグッズで売上を伸ばしているのだそう。(リンク先ではそのデータも提示しています。)

これが「電子書籍」という形の「本・マンガ」に置き換わった場合、どうなるのか。

ライブにあたるマンガの商売があるのかどうか……という点は、今後の業界の見方のひとつと言えると思います。

筆者は、定額読み放題サービスで、逆に雑誌が復権することも考えられるかと思います。
単行本はあくまで、有料・キンドルで というポジションを維持しつつ、沢山のユーザーが利用する、定額読み放題サービスの中で、漫画雑誌が覇権を競うのは、次のシナリオとして面白いかもしれま せん。それなら、現在の、編集部&出版社体制も維持出来ます。そうすれば、マンガも今までどおり作れるかもしれません。

逆に斜陽と見られている「雑誌」に、実は「読み放題」サービスこそ上昇転換の目を見るという観点も興味深いですね。

 

また、こちらの記事は私のFacebookアカウントでもシェアしたのですが、

「同人誌・自費出版がライブにあたるのでは?」というレスポンスもいただきました。

「二次創作」がメインストリームの同人界隈ですが、最近は創作ジャンルの拡充が広がっているのだそうです。同人はプロへの登竜門とされた時代は終わり、逆にプロ作家こそ同人へ回帰する時代も、あるかもしれません。

kindou.hatenablog.com

また、同人誌でなくとも、Kindleはじめ電子書籍は、私は創作同人誌の電子延長上として今後伸びるのではないかと思っています。きんどうさんの上の取り組みは、業界のそのキッカケとしてもっと話題になるべきと考えていますし、事実、私はこのプランに協力する予定です。

Revolver-リボルバー-

Revolver-リボルバー-

 

 こちらは、きんどうさんのプランに乗っかるために、まず自分でマンガを電子書籍化する体験を予習しておこうと作ったもの。作家デビュー前の投稿マンガを、自分でKindle化してみたんですけど、データさえ揃っていればその手順は至ってカンタン。

死蔵しているマンガ原稿や、過去の創作同人誌がある作家は、全員やるべき。

 それでも紙を愛する人へ

ddnavi.com

  「モチコミ」とは、ネットで個人出版をしている作家や、ロコアイドル、地下アイドル、読者モデルなどを対象に、ネット上で出版申込みから書店での販売ま でを支援するサービスサイト。ミニ写真集であれば2万5,000円から、小説などであれば3万2,000円から出版が可能となる。出版作品は、各タイトル にISBNコード(固有の書籍出版物を発行形態別、1書名ごとに識別するコード)を付け、東京・渋谷の大盛堂書店2階の“聖地書店”に並べられる。

カメラやスマホで撮った写真を、アルバムとして1冊から印刷するサービスが、「書物」として実体を持つ形で、ウェブでも店頭でも買える(売れる)というサービスが始まるようです。

これのすごいところは、ISBNが付され、実際に書店に卸されること。

ごく小部数からのスタートですが、本屋に並び、増刷でインセンティブを得られるのは、実体としての紙の本を愛する“製作者”には、かなり魅力的なサービスではないでしょうか。

 電子化の波に、旧来のマンガ家は付いていけるのか

note.mu

 マンガ業界人と話をすると、たいてい未来のない、暗い話題になりがちですが、“外部(コンサルタント業)”から入って来て、この時代のマンガ家を育てる事業をしている「トキワ荘プロジェクト」ディレクター、菊地健さんと、漫画原作者、鍋島雅治さんの対談。

これは去年の秋、鍋島さんが主催している「調布漫画学校」で行った第二期オープニングイベントでの対談を、鍋島さんがご本人自らテープ起こしをしたテキストです。

 

特に私は最近、「漫画原作者のなり方」について語りました。それと合わせて読んでもらえると、実はマンガ、まだまだイケるんじゃねえ? という明るい話題として見られるかもしれません。

 

そのキーワードは、「電子書籍」。電子書籍という媒体で読むマンガ、描くマンガには、ある一定の層以上の読者にもマンガ家にも、アレルギーがあるのも事実ですが、あくまでマンガの手法のひとつと考えれば、容易に受け入れられる場なのではないかと私は考えます。

 

リンク先は長文ですが、タイトルどおり、マンガ家、編集者、志望者必見!は伊達ではないです。内容的に縦横無尽にマンガ業界を斬る感じ……

鍋島さんは、11月20日に開催された「トキワ荘プロジェクト」が手掛ける「マンガデベロッパーズカンファレンス」にも来場。当日は電子書籍、ネットコミックについて、それを牽引してきた鈴木みそさんや、今人気のネットマンガ家と言えるカメントツさんらが登壇したそうで、何を置いても行くべきイベントだったなと後悔しています……。

「マンガデベロッパーズカンファレンス」、業界人も志望者もぜひ注目していただきたいなと。

tkw-tk.hatenablog.jp

今週のマンガ業界ニュース&トークはここまで

こんな感じで、気になった業界ニュースにも、適時コメントしていきますんで、当ブログ「漫画原作者 猪原賽BLOG」、「読者」になってくれるとうれしいです。PCは右カラムトップ、スマホの場合は記事トップか下部にある「読者になるボタン」よりよろしくお願いします。

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漫画原作のゲンバ (上)

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